
長く寝なくても、脳はちゃんと回復できる
「午後になると集中力が一気に落ちる」「昼食後、頭がぼんやりして仕事が進まない」こうした感覚は、意志の弱さや気合不足が原因ではありません。
多くの場合、脳の回復が追いついていないだけです。
仮眠は「サボり」ではありません
仮眠というと、「しっかり寝ないと意味がない」「仕事中に寝るのはよくない」そんなイメージを持つ人もいます。
でも、研究の世界では、短時間の仮眠(パワーナップ)が集中力や作業効率の回復に役立つことが知られています。
ポイントは、長く寝ないことです。
なぜ「15分」がちょうどいいのか
お昼休みの仮眠が効果的なのは、
深い睡眠に入る前で終わらせられるからです。
15分前後であれば、
- 眠りが深くなりすぎない
- 起きたあとにボーッとしにくい
- 脳だけを軽く休ませられる
という状態を作りやすくなります。
これは、
「脳の覚醒レベルを一段下げる」
イメージに近いです。
目を閉じるだけでも意味がある
仮眠というと、
「寝落ちしないと意味がない」と思われがちですが、
実はそうではありません。
大切なのは、
目からの情報を一度遮断することです。
目を閉じるだけで、
- 視覚情報の処理が止まる
- 前頭葉の負荷が下がる
- 脳が「休んでいい」と判断しやすくなる
この状態が数分続くだけでも、
頭の重さがスッと抜けることがあります。
仮眠は「回復の分散」という考え方
夜の睡眠だけに回復を頼ると、
忙しい日ほど回復が追いつかなくなります。
そこで役立つのが、
回復を小分けにするという考え方です。
- 夜:大きな回復
- 昼:軽いリセット
こうして回復を分散させることで、
夜の睡眠に頼りすぎない状態を作ることができます。
お昼休み仮眠のやり方(かんたん)
特別な道具や環境は必要ありません。
- 椅子に座ったままでもOK
- デスクに伏せてもOK
- 可能なら目元を少し暗くする
タイマーを15分にセットして、
目を閉じるだけで十分です。
眠れなくても問題ありません。

忙しくて夜にしっかり眠れないときは、隙間時間に「ちょっと目をつぶる」だけでも、思っている以上に違いがあります。
視覚情報をいったん遮って、頭を休めるイメージです。
仮眠が合わない日もある
注意点として、仮眠をしてもスッキリしない日もあります。
それは失敗ではありません。
- その日は疲労が溜まりすぎている
- 環境が合わなかった
そんな日もあります。毎日完璧にやろうとしないことが大切です。
まとめ
お昼休みの15分仮眠は、長く寝なくても、脳を回復させる手段のひとつです。
- 寝落ちしなくてもいい
- 毎日できなくてもいい
- 目を閉じるだけでもOK
午後がつらいと感じたら、一度だけでも試してみてください。
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